AD Science Inc.

Cathodyne

Newtec Scientific社(ニューテックサイエンティフィック)

  Cathodyne®は、光学顕微鏡を用いて鉱物のCL観察を行なうためのステージです。ソフトウエア制御の電動ステージが標準で装備されます。 冷陰極型の電子銃ですが、電圧電流をソフトウエアで自動調整し、熱陰極型と同程度の安定な電子ビームを得られます。また、観察窓には鉛ガラスを用いていないため CL光が弱められたり、特定の波長がカットされたりといった従来の問題を回避できます。発生するX線は対物レンズカバー(特許取得済)によってカットし 安全にご使用いただけます。また、オプションで加熱や冷却することも 可能です。安定な電子ビームのおかげで良質な分光スペクトルも得られます。

主な特徴

  • 光学顕微鏡用
  • ソフトウエア制御
  • 安定した電子ビーム
  • 電動ステージ
  • 画像自動取得
  • オプション:加熱
  • オプション:冷却
  • オプション:スペクトル

装置概要

Cathodyne

Cathodyne
 『Cathodyne®』は、光学顕微鏡を用いてCL観察するための全自動ステージです。ソフトウエアによる 支援が充実しており、 ステージ制御、電子銃制御を自動で行なえます。また観察窓に鉛ガラスを用いていないためCLの強度や特定の波長域でカットされるといったことが ありません。発生するX線は特許を取得 している対物レンズカバーによって遮蔽され安全に使えます。オプションについては お問合わせください。

カソードルミネッセンス(Cathodoluminescence; CL)とは

加速された電子が物質に衝突し物質中の電子を励起させ、基底状態に戻る際にエネルギー準位に応じた 電磁波を出します。この現象を カソードルミネッセンスと呼び、この時放出される電磁波のエネルギー(波長)は、おおよそ1eV (≒1239.8 nm)~5eV (≒248.0nm)です。 放出される光の色や強度は結晶内の不純物、歪み、欠陥などの影響を敏感に受けます。そのため岩石中の鉱物の形成過程や、ジルコン結晶内の 累体構造から年代測定点の検討などにCL法は用いられます。

波長 / エネルギー / 色

※注)ルミネッセンスは、発光の寿命から短寿命(10-8秒以下)の蛍光(fluorescence)と 長寿命の 燐光(phosphorescence)に分けられます。また、蛍光と燐光の区別は発光過程もしくは遷移確率によってもなされます。

色情報を失わずにCL観察することは非常に重要なことです。SEMに付随するCL装置は波長分散能力を持たないと 白黒画像となります。また 波長分散能力を持たせると高価な装置になってしまいます。そこで30年以上前から光学顕微鏡とCL装置を合わせたCL顕微鏡が利用されてきました。 しかしながら安定な電子ビームを得ることが 難しいという問題があり、CL光の分光も精度がよくありませんでした。

ラインナップ

カソードルミネッセンス装置

アプリケーション

画像

CathodyneによるCL観察 ダイヤモンド エメラルド ヒスイ
Cathdyne®での観察事例:ダイヤモンド、エメラルド、ヒスイ

CathodyneによるCL観察 貝殻
Cathdyne®での観察事例:貝殻

動画

Cathodyne紹介動画